(FiG-10. Procedure for Assemmbling the Panel System Caisson at the Site)
きモルタルを敷く。次にクローラクレーンでつり上げた外壁パネルを、パネル内のスリーブに底版上の縦鉄筋が入るように静かにおろす。外壁パネルの内側溝板を底版側銅板に溶接し、スリーブ継手にグラウト材を注入して接合する(FiG-12,13.)。
(FiG-12. Work of Lateral Connection)
(FiG-13. Connecting the Wall Panel)
縦目地の処理手順は次のようである。まず、外壁パネル設置時(横目地処理時)に、パネル片側の横鉄筋にスリーブを挿入しておき、隣接するパネルを設置後スリーブを中央に引き出して鉄筋と接続し、グラウト材を注入する。次に縦鉄筋を組み立て、目地コンクリートを打設する(FiG−14.)。
(FiG-14. Work of Vertical connection)
(4)据え付け
ケーソンを起重機船で吊り出し、現場に据付け、中詰め砂を投入役蓋コンクリートを打設し、完成する(FiG-15.)。内部骨格にはこのための吊り金具があらかじめ取り付けられており、これは部材の搬入時にも使用されたものである。
4. 省力化の効果5)
4−1. 抜群の人工削減効果
1函あたりの現場施工での人工を同等のRCケーソンと延べ数で比較すると、RCケーソン1992人(試算値)に対し実証函での実績は、これをはるかに下回る5
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